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【獣の見た夢】異世界転生ジャンルの隠れた名作 小説家になろう作品【若干のネタバレ注意】

 

紹介動画


【獣の見た夢】削除の危機から脱した小説家になろう作品紹介【オススメ】

 

小説家になろうに投稿されている【獣の見た夢】という作品の紹介動画を作りました。

 

こちらの作品をご存知ない場合は動画からご覧いただければと思います。

 

そして、よろしければチャンネル登録と高評価、コメントしていただけると嬉しいです!

 獣の見た夢

作品ページ【小説家になろう】▶https://ncode.syosetu.com/n1682dd/

作品ページ【カクヨム】▶https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930318

すべてを失った男は、気がつくと瀕死の子供に転生している……。
美しく雄大な自然、恐ろしい人食い魔獣。
そして、運命の少女イースに出会う。

男は様々な出会いを重ね、死線をくぐり抜け、少しずつ強くなる。
世は戦乱、やがて破滅的な戦いがやってくる。
命を賭けた戦いの中に見たものは愛の片鱗だった……。

※上記あらすじは作品ページからの引用です。

 

現在はカクヨムで投稿されている改稿版【獣の見た夢】がメインのようです。

カクヨム版はPV数が100万PVを達成!すごい…

余談

ここから先は動画では語れなかった部分です。

 

こちらの【獣の見た夢】という作品ですが、紹介動画を作成するにあたって悩んだことがあります。それは作品タイトルにある【獣】の読み方が”けだもの”なのか”けもの”なのかということ。

 

恐ろしい人を表現する時に『まるでケダモノのような人間だ』ともいいますし、動物のような野性的な人を『けもののような人』みたいに表現することもあります。【獣の見た夢】の場合はおそらく”けだもの”だとは思っていたんですが、心配だったのでもう一度作品を頭から読み直し、作品の理解度を高めて判断する事にしました。

 

結果。

 

結局のところどちらか判断することができませんでした…w

 

私の個人的な感覚なんですが、読み直してみた中で”飢える”という表現が結構でてきたり、”野獣となって”という表現だったり、”獣(けもの)”の方を連想してしまうことが多かったんですよね。

 

極めつけは…

 

アベル。貴方には群れを離れた孤独な獣のようなところがありますね。何か途方もない、妄想に近い夢を実現しようとしているのかしら……。それはそれで興味深くありますが、まずはご自分の目的を思い出しなさい。気分を変えて食事でもしましょう。私は気晴らしがしたいのです」

 

※鏡の君は 132/140

 

というハーディアがアベル(主人公)に向けたこの台詞。これを読んで、完全に私は判断できなくなりましたね。

 

この部分は間違いなく”獣(けもの)”と読みますよね。この部分の獣を”けだもの”と表現するのはおかしいと思いますし、ハーディアとアベルの関係性からアベルを”けだもの”と表現することは無いと思います。

 

しかも、この台詞は【獣の見た夢】というタイトルそのものを彷彿とさせるワードで構成されています。となると【獣(けもの)の見た夢】と読むのが正しいのかも…でも転生前の主人公の父親に対する心象やアベルになってからのトラウマ・葛藤のシーンからは”獣(けだもの)”のような男というイメージが強く沸き起こる。

 

そう、私はよくわかなくなってしまいました。

 

作品自体がまだ完結しているわけではないので、最終的にどちらなのか判断する材料がこれから出てくる可能性もあります。この問題はその時また考える事にしましょう…

 

お勧めの作品です!

 

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とあるテーマを主軸に異世界に転生してしまった【主人公】アベルの成長を楽しんでいく作品です。

 

壮絶な過去がある分、アベルが葛藤するシーンの迫力は凄まじく、説得力のある描写が多いです。戦闘の描写にも読んでいて臨場感を感じるほどの表現力があります。グロテスクな表現や容赦のない、非道なシーンが多いのもこの作品の特徴です。ですが、それがまた【主人公】アベルの魅力を高める良い要素になっていると読んでいて感じました。

 

余談ですが…

 

詳細は動画で説明しているのですが、この作品は消去されてしまう可能性がありました。ですが、それは回避できたようなので本当に良かったです。

 

今はまだ”小説家になろう”でしか投稿されていない作品なので、消去されてしまった場合、二度と読めなくなってしまう可能性もある…そんな危機でした。

 

おすすめの作品なので、興味を持った方は是非、読んでみてください!

 

それでは今回はこのあたりで!