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【感想ネタバレ】ケンガンアシュラ25巻

 

ケンガンアシュラ(25) (裏少年サンデーコミックス)

ケンガンアシュラ(25) (裏少年サンデーコミックス)

 

 

皆さんどうも!イサカモです!

 

今日は私が今でも電子書籍ではなく紙媒体のコミックを買い続けている数少ない作品の一つ【ケンガンアシュラ】の25巻の感想を書いていきます。


初めて【ケンガンアシュラ】の存在を知り、「イラスト好み!」、「めっちゃ面白そう!!」と瞬時に思い、その時出ている9巻までを大人買いしたのは今でも覚えてますね(笑)

 

まさに【ケンガンアシュラ】1巻の山下一夫56歳「この日15年ぶりに女を抱いた!!!」状態でしたね(笑)

 

その時の9巻から、もう16巻も刊行されてるとは・・。

 

しかも2019年にはアニメ化も決定!!

 

波に乗ってますね!ファンとしてはうれしい限りです!!

 

25巻感想(ネタバレ注意)

25巻の内容は大きく分けて3つの話から成っていると感じました。

 

1つ 十鬼蛇王馬と桐生刹那 の決着

2つ 乃木会長が山下一夫を起用した真相

3つ 十鬼蛇王馬と若槻武士 の拳願試合

 

 

十鬼蛇王馬と桐生刹那 野地合いにて決着

ついに王馬と刹那が直接激突しましたね!

 

ずっと「ケンガンアシュラ」を読み続けてきた身としてはこの決着はうれしくもあり悲しくもある結果となりました。

 

個人的に王馬と潜在的ホモであるホモの中のホモ、ホモエリート刹那の実力は互角ぐらいのイメージでしたが、最近になって覚醒した王馬の前にあっけなく散った感じになりましたね。

 

しかし彼はきっと戻ってくることでしょう、今後控えてるであろう新たな編にてホモの力を覚醒させ強くなって戻ってくる。確信できます。

 

その時は味方として共闘する展開になるのか、敵として現れ続けるのか、どちらの展開でもおいしいです(笑)

 

ホモホモ言ってますが刹那の事はとても気に入ってます。「力をねじ込む」羅刹掌は素直に中二心をくすぐられる設定です。

 

そんな羅刹掌の修行では水を打つところから始まり、次に砂→砂利という段階を経てようやく肉を打つ段階に至る。通常ここまで8年かかるそうです・・それを刹那は1年で修めるという・・1年で肉を修める刹那はやはりエリートです。肉を修めるホモ・・恐ろしすぎるっ!

 

乃木会長がついに山下一夫起用の理由を明かす

ホモの話はこの辺にしておきまして、平凡そのもの【ケンガンアシュラ】の一般人枠「山下一夫」を乃木会長が抜擢した理由がついに明かされます。

 

これまでも優秀な闘技者を見抜いたりして、こいつもしや一般人枠じゃないな!?と思わせるようなシーンがあったりもしましたが、

 

その後には、なんだやっぱ運がいいだけかと思わせるようなシーンもあったりしてこの謎は迷宮入りしそうだなと思っていました。

 

しかし、25巻の内容にてついにその理由が明かされます。

 

乃木会長「ことの始まりは300年前・・・・拳願試合黎明期まで遡る。」

 

かれこれ全部書いてしまうと長いので、結論だけ書きますね。

 

山下一夫の先祖は"拳眼"と言われる闘技者であり、そしてその雇用主が乃木会長の先祖という間柄だった!

 

乃木会長は先祖代々引き継がれたその話を大事に大事に心の内に仕舞っていた訳なんですね。

 

冷徹な大企業の会長のイメージしかありませんでしたが、ここにきて好感度を上げに来ましたね!

 

しかし私は、もしかするとこれも乃木会長による何かの戦略の一つなのではないかと疑っているのですべての信頼を置くわけにはいきません。

 

たんだか怪しい運命論を大答弁して先祖の恩を今返す時!と一人興奮している一方で、山下一夫はかなり冷めていて、乃木会長の提案を丁寧にお断りしていました(笑)

 

普段の二人のテンションが真逆にシフトした状態だったので面白い状態でしたねw

 

25巻最大の見どころ!拳願試合準決勝!十鬼蛇王馬VS若槻武士

やはり【ケンガンアシュラ】の本編である拳願試合こそが一番のもり上がる部分ですよね!

 

王馬と若槻の戦い皆さんも楽しみにしていたことかと思います。

 

お互いにこれまでの試合で怪我と疲労MAXの状態ですが、それを思わせない激しい戦いでした。

 

個人的に王馬は主人公ですがこのあたりで負けるという展開も十分あり得るんじゃないかと、WEBの更新版を読んでいる時は思っていました。

 

かくいうも、王馬は試合後の滅堂の牙・加納アギトにワンパンされていて【ケンガンアシュラ】の読者からの株は駄々下がりの状態だったわけです。

 

私も実際、こいつ主人公と思わせた咬ませなんじゃないか!?一時の気の迷いで思ったりもしていました。

 

しかし今回の若槻戦で再び主人公としての威厳を完全に取り戻しましたね!

 

圧倒的なパワーでかすっただけでも大ダメージを受ける若槻の攻撃に対してカウンターの一撃!

 

若槻も王馬がカウンター技で対策してくることは想定済みのような描写があり、油断も慢心もない状態でした。

 

しかし、なんだか最近桐生刹那にも勝ってイケイケな覚醒王馬さんのカウンターが最後の最後の要所で決まりました!

 

「四位一体」とは・・「三位一体」はよく目にしますが、若槻を沈めたカウンターは「四位一体」ということで、イラストをみても私はどこの力がどう流れてカウンターになっているのかよくわかりませんでした。

 

また落ち着いて考えられるときに、見直して理解したいと思います!!

 

カウンターが決まり勝利を確信した王馬ですが・・なんと若槻は自分の力が最大限に乗ったカウンターを受けてもなお立ち上がり王馬に近づいてくるではありませんか!

 

その様子はまさにターミネーターシュワちゃんそのもの・・いつも穏やかな目もバキバキにキマッていて完全にイッている状態でした。

 

若槻武士「俺はまだ、立ってるぜ?」

 

満身創痍の若槻のこの台詞には揺さぶられましたね。

 

王馬がこれに答える形でとどめを刺すシーンで25巻は終了です。

 

まとめ

25巻は山下一夫の伏線を回収するという大きな変動があり刊行数的にも一つの節目となる内容だったと感じます。

 

桐生刹那を狂わせたもう一人の二虎がでてきたりと、新章を匂わせる伏線を撒いていきましたね。これはほぼ確実に拳願試合が終わった後も続編が来ると予想できます。

 

非常に楽しみですね!!

 

祝!アニメ化!

 

ケンガンアシュラ 0巻 ドラマCD付き特別版: 裏サンデーコミック (特品)

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ケンガンアシュラ0の付録であるドラマCDでは

十鬼蛇王馬:前野智昭

山下一夫:チョー

今井コスモ:花江夏樹

関林ジュン:稲田徹

ガオラン:平川大輔

サイパン檜山修之

 

となっていますが、25巻の帯を見る限りでは王馬の声優は鈴木達央さんという方に変更なっていました。

 

私としては山下一夫の声優さんであるチョーさんの声がマッチしすぎてているので、ここだけ変更が無ければ満足な感じはあります(笑)

 

あとサイパンの檜山さんも結構当たりですよね(笑)イメージ通り暑苦しいw

 

他は

乃木会長:中田譲治

秋山 楓:内山夕実

 

という情報がありました。

 

ドラマCDの内容にガオランとサイパンのホモネタがあるあたり、好きなんですかね・・?

 

 

では今日はこのへんで!!また!