MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ- BYPRODUCT -アラーニァ-(1) (ヤングガンガンコミックス)
お疲れ様です。イサカモです。
ムルシエラゴのスピンオフ作品を「アラーニァ」購読しました。
こちらは「ムルシエラゴ」1~2巻の「殺人party」という章で初登場した"朽葉怜子"が主人公の作品です。 既に同じく「殺人party」で登場した裏格闘技のファイター"桃山"と行動を共にしているので、「ムルシエラゴ」二巻以降の話になります。
スナイパーライフルを扱う凄腕殺し屋"朽葉怜子"
朽葉怜子はスナイパーライフルを扱う殺し屋です。
遠距離からの狙撃による殺しが一番の強みではありますが、近距離戦もかなり強いです(笑)依頼以外の殺しは極力避ける主義と本人が発言していることもあり、相手を殺さない場合はライフルのストック部分をフルスイングで頭にヒットさせ、ダウンさせています。
また近距離であろうとスナイパーライフルでハンドガン並みの小回りを利かせて打ち抜くこともできるので、狙撃手にありがちな近距離戦が弱点も怜子にはありません(笑)個人的には近距離で戦闘をしている時の描写の方が強烈なので、こちらの方が見ていて面白いですね!!
地下格闘技のファイター桃山
上から降ってくる鉄球もアッパーで粉砕、プレス機のように迫る壁を腕力だけで止める、高鉄の扉をぶち破る。 本当に人間かどうかを疑う描写しかありません(笑) そんな桃山も「殺人party」の終盤で腕を切断され、死にかけます。というかその時のムルシエラゴでは完全に死んだ描写でしたね…8巻で再登場した時は「おいおいw生きてたんかい!しかも怜子とコンビ組んでるのかい!」と驚いたのを覚えています。
桃山が死にかけたとき、どのような状態だったのか、そしてそこにどういった形で怜子が現れたのかはまだ描かれていないので、今後描かれることを楽しみにしています。
今後のムルシエラゴとアラーニァのクロスオーバーに期待!
「アラーニァ」は怜子の過去編とかではなく「ムラシエラゴ」と同じ時間軸で話が構成されていくので、今後二つの作品が交わる瞬間が来るのではないかと楽しみにしています。
勿論、怜子のキャラクターの肉付けのために過去編なんかも今後出てくると思いますが、どちらかと言えばクロスオーバーさせて「おお!」っていうのを狙っているんじゃないのかなと個人的には思います。
私の好きな「死がふたりを分かつまで」と「JESUS 砂塵航路」という作品があるのですが、この2作品のクロスオーバーしている感じがとても好きだったので、今後もこういう作風?というのか展開は増えればいいなと思っています。
ではまた!