実は最近発売されたオープンワールドゲーム【サイバーパンク2077】をPS4で楽しんでいるイサカモです。
PS4版はバグ等の問題が多くてそちらの方が話題になっていますが、個人的には十分楽しめています。話題にあがっているようにバグでゲームアプリが強制終了したりもしますが、私としてはまた起動し直して続けていけばいいのであまり気にならないかな。一回だけメインストーリーの同じ場所で何度も連続して落ちてしまうことがありましたけど、何度か試したら進行できました。…結果良ければいいのです。
PS4版なのでPC版と比べたらどうしてもグラフィック面で見劣りしてしまいますが、仕方がありません。私の環境だとPC版は起動すらできないのです。逆に今の時代、この画質でゲームをやるというのもサイバーパンク感があって良いのではないでしょうか?(暴論)
キャラメイク
最初にこのゲームは主人公の見た目を自分の好みにクリエイトできるわけですが、わたしはノーカントリー・フォー・オールドマンという映画に登場する不気味な殺し屋アントン・シガーをイメージして作ってみました。
ストーリーがあるため主人公にはしっかり人格(性格)があるんですが、その主人公の人格とこの見た目があまりにもミスマッチしているためメインストーリー等が始まった時はキャラの見た目の事は忘れ、割り切って楽しんでいる次第です。
それにしても…この見た目はどう考えても主人公のソレではありませんね。
※パッケージ中央の男がバビエル・バルデム演じるアントン・シガー
尋常じゃないテキストの量
※街のいたるところに落ちているチップ(メモ)とその中身
同メーカー(CD project RED)が発売しているウィッチャー3もそうでしたが、このサイバーパンクもとにかくテキストの量が半端ではないです!テキストとはメインクエスト、サブクエスト、あとは街(ナイトシティ)に落ちているメモとかですね。その文量がもうとにかくすさまじいのです。
まだメインクエストはクリアしていませんが、サブクエスト等にもしっかりとストーリーがあります。そのテキスト量はぶっちゃけメインストーリーより多いと思います。確かその辺の情報はどこかで目にしました。メインストーリーは20時間ぐらいで、サブクエストを全部こなしていくのにはその〇倍以上みたいな感じの。
まあサブクエ等のメインストーリー以外の要素が膨大にあるのはオープンワールドゲームの1つの特徴でありますが、このサイバーパンク2077はその特徴が極端に仕上げられていますね。
メインストーリーに劣らないサブクエストの中身
タクシー会社を経営するデラマン(AI)から暴走したタクシーを回収してほしいという内容のサブクエスト。これが1つ印象的なサブクエストですね。
デラマンはメインストーリーで主人公が逃走する際に使用する車両として初登場します。デラマン社が派遣するのは完全自動運転のタクシーでサービスによっては車両に攻撃機能や医療機能がついています。これはあくまで設定上の話で実際のゲーム内では移動のために使用する普通の車両です。ちなみに車の名前自体もデラマンです。
※デラマン社の工場とオフィスは完全無人
このデラマンのサブクエストがかなりボリュームのある内容になっています。
ざっくりとどんなサブクエなのか説明するとデラマン社の車両のうち7台が暴走して制御不可能になっている。そのためその車両に近づいて制御の奪取に協力してほしいという依頼をデラマンから受けます。デラマンに依頼を受け暴走したデラマン社のデラマンを回収しに行くわけですね。
この主人公に依頼するデラマンがパソコンでいうOS(マザー?)で暴走しているのが細かい機能を制御しているアプリという感じですかね、イメージとしては。
このクエストは暴走したデラマンの車両が色々な地域にいるので、回収する際にサイバーパンク2077の世界をざっくりと回れるような構成になっています。まあ私の場合はサブクエストとか進める前に行ける場所をざっくりと見て回った後だったので、その恩恵は受けられなかったわけですが…w
暴走する7人のデラマン
この7人のデラマンにはそれぞれ人格があるんですよね。そのためAIですが7人と表記させて頂いています。人間の持っている基本的な7つの感情だったり、あるいは7つの大罪だったりが関係しているのかもしれません。
デラマンはタクシーなので乗車するお客さんと会話し、人間とコミュニケーションを沢山取ります。そのなかで暴走したデラマンは実際に目にした人間の姿から影響を受け、人格を得たのかもしれません。
全てのデラマンにいえるのは全員が病んでいるということ。AIが病んでいるんです。
デラマン(AI)は人間から何を学習したんでしょうか?
終わりに
このデラマンのクエストは2部構成になっていて、1部はこの7人のデラマンを回収し終了します。2部はしばらくメインストーリーなのかレベルなのか不明ですが、ゲームを進行すると再びデラマン(OS)から連絡が来て始まりました。2部の内容については今回は触れないでおきましょう。
サイバーパンク2077ではこんな感じのサブクエストがかなりの”数”用意されているんですよね。今回のデラマンのようにサイバーパンクっぽいものもあれば、普通に人間同士のトラブルを解決する内容のクエストもあります。とにかくサブクエストでこの濃厚さです。
私自身サイバーパンクもののコンテンツにがっつりと触れるのはこれが初めてなので、とても楽しめています。過去にマトリックスやアニメのサイコパスシリーズとかは見たことありましたが、いわゆる代表例として挙がるブレードランナーや攻殻機動隊、AKIRAは見たことがありません。
そのため新鮮に楽しめているのかもしれません。引き続きサイバーパンクの世界を楽しんでいこうと思います。また面白い要素を見つけたらブログを更新するかもしれませんね。
それではまた次回。